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夏祭り

 長かった梅雨も明け、夏本番を迎えています。ここ数日は一時的に雷雨が襲い、夏らしいというか亜熱帯を思わせる天候です。一昨日は丁度ジョギング中に雷が鳴り始め、全身ずぶぬれ状態で帰ってきました。でも天然のシャワーを浴びながら走るのも気持ち良いものです。運動療法は天候を理由にすると長続きしません。暑かったから、雨だったから、冬になれば寒いから、等々やらない理由はいくつでも挙げられるものです。暑さを避けるのなら早朝ないしは夕方に、雨でも傘をさせば済むことです。別に1時間も歩けとは言いません、仮に10数分でも継続していれば運動の効果は必ず現れます。ぜひ散歩、ウォーキング、ジョギングなどの運動を生活の中に取り入れてください。

 8月は夏祭りのシーズンです。東北地方には幾つも有名なお祭りがありますね。私は大学生活を青森県弘前市で送ったので、「弘前ねぷた祭り」に格別な思い入れがあります。「弘前ねぷた」の発祥には諸説あるのですが、私が気に入っている説は「弘前ねぷた」が合戦出陣の際に取り行われたとするものです。一方で「青森ねぶた」は戦い済んで、勝利を祝うために行われたとの解釈。確かに「弘前ねぷた」は勇壮さのなかにも、どこか物悲しさや憂いがあって情緒があります。これから戦いに挑む者達の静かなる闘志や悲壮感が漂います。特に運行を終えた扇型の「弘前ねぷた」がそれぞれの町に引き上げる時のお囃子、笛の音が哀愁を誘います。私はこの「戻りねぷた」と呼ばれるものが大好きです。
 一方の「青森ねぶた」は飲めや歌えのドンチャン騒ぎ。底抜けの明るさを感じます。その他青森県には五所川原や黒石にそれぞれ少しずつ特徴のある「ねぶた祭り」が受け継がれています。
 青森の冬は長く、夏は短い。長く重苦しい冬を越えて、ため込んできたパワーを一気に爆発させる夏。青森ではこの祭りが終わればもはや秋風です。
 20年以上前に息子が生まれ、難産を終えた妻を病院に見舞った時、母子ともに元気であることにホッとし、私の心は既に「弘前ねぷた」に飛んで行っていました。面会もそこそこにカメラを担いで弘前の土手町に出かけました。今でも妻から、「あの時のパパは私たちよりもねぷたが大切だったのよね」と言われます。確かに、それほどまでに魅力的な夏祭りでした。