トピックス

原発はもう止めませんか?

 またもや汚染水の漏洩が明らかになりました。今回は明らかな人為的ミスでした。現場で一所懸命に働いている末端作業員の方々には敬意を表しますが、あまりにも杜撰なことばかりが目立ち、何だか暗澹たる気持ちになる今日この頃です。

 朝晩急に冷え込んできました。季節の変わり目で、風邪が流行しています。また秋の花粉症も目立ちます。体調を崩しやすい時季ですので、どうか皆さまご自愛下さい。

 原発に対する反対メッセージです。

 国の原子力規制委員会が原子力発電所(原発)に関する新しい設置基準案を示し、これを受けて国内の電力会社は挙って既存の原発再稼動を申請するらしい。設置基準を設けたということは、つまり基本姿勢として今後も原発の存続を条件付ながらも認めるということだ。厳しい条件だとしても全くクリアできないほどのものではなく、ほどなくたくさんの印鑑が押されて申請書類は認可されることだろう。結局この国は原発から本気で脱却するつもりはないということか。あの大災害からまだたった2年しか経過していないのにもう教訓を忘れてしまうのかと思うと、なんだか言いようの無い無力感を覚えてしまうのは僕だけだろうか。
 どんな機械にも故障は付き物であり、いくら整備を重ねても一定の確率で不具合が生じるのは仕方の無いことだ。機械投入による作業効率の向上というメリットと、機械の故障によって被る損害というデメリットを天秤にかけた時、前者が大幅に大きい場合にのみ人は機械を使用する。当たり前のことだ。自動車だって一歩間違えば悲惨な事故が起こり、実際に今でもたくさんの人が亡くなっている。それでも我々は自動車使用によるメリットをプラス査定するからこそ運転を続ける。しかし原発は自動車とは違う。電気は仮にコストが多少余計にかかったとしても、他の方法で作ることが出来るのだから。実際全ての原発が休止していた昨年の夏にあっても、危惧されたような電力危機は起こらなかった。休止していた火力発電所の再稼動や新設により、何とか電力供給は賄えるのだ。多少電気料金が値上がりしたとしても、安全には代えられないと思う人の方がきっと多いと思う。今回の東京電力福島第一原発の事故を見れば、原発という大きなプラントがその故障によって我々に与える損害が天文学的に大きく、そのメリットを明らかに凌駕すると誰でも思ったはずだ。福島原発の事故でたくさんの人が住みなれた故郷を追われ、その生活基盤を失った。汚染された故郷にいったいいつになったら帰ることが出来るのか皆目見当もつかない。広大な国土が汚染されたのだ。このことは、誰も住まない絶海の孤島に関する領有権などとは比べられないほど重大なことだと何故解らないのか。ぼくには不思議でならない。