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年末のご挨拶

 こんにちは。院長の木村真人です。今年も残すところ僅かとなりました。今年一年間のご愛顧に感謝しつつ、暫しの間休息を頂きます。新年からまた新たな気持ちで職務に邁進する所存です。
 今年も色々なことがありました。日記を読み返しつつ、印象深かったエピソードを取り上げてみたいと思います。みかんでも食べながら、お付き合いください。

1月:新年早々米国ニューヨークで列車脱線事故があり、けが人が100人以上に上った。例によってまたテロかと思ったが、幸いにそうではなかった。7日、米国フロリダ州の空港でまたも銃乱射事件。いつになったらこの手の事件が無くなるのか。いや、何度乱射事件が起こっても、決して銃規制に結びつかない米国の事情をぜひ知りたいとおもった。全米ライフル協会の強力なロビー活動、建国以来銃を友に西進した歴史など色々と背景がありそう。
東京株式市場の大発会、株価は19,594円でスタート。12月は22,000円台なので、だいぶ上昇。さて来年はどうなるか。
「生きものがかり」が活動休止を発表。今年は大物女性シンガーの引退表明もあったね。
盲導犬を連れた視覚障碍者が駅のホームから転落して亡くなるという痛ましい事故があった。やはり一刻も早く全国の主要駅にホームドアの設置が必要だとおもう。
米国トランプ大統領が就任。自国第一主義を鮮明にし、以後連日お騒がせのツイートで賑やかな一年だった。

2月:北朝鮮の金正男氏がマレーシアの空港でVXと思われる神経毒で毒殺された。ミサイル技術の獲得のみならず各種化学兵器の開発も進んでおり、かつ諜報部門もしっかり機能していることが垣間見え、恐ろしいご近所さんになったものだ。米国トランプ大統領は軍事攻撃も選択肢の一つとしているようだが、短時間に北朝鮮の主要軍事拠点を完全制圧することは難しいだろうから、反撃弾のいくつかは北朝鮮から日本にも飛んでくるだろう。東京は間違いなくターゲットになっているだろうから、やっぱり心配なのはオリンピックだね。あと数年で事態が好転すればよいのだけど。

3月:初旬に北朝鮮が日本海に向けてミサイル4発を発射、そのうちの3発が日本の排他的経済水域に着弾。後の発表で、在日米軍基地を攻撃する目的に特化した部隊の演習であったことが判明。東京だけでなく、三沢基地を有する青森県だって危ないということだ。もとより日本は北朝鮮からごく近く、水爆級の爆弾が開発されているとすれば、日本のどこに居ても安心はできないな。

4月:3日ロシア第二の都市、サンクトペテルブルグの地下鉄で爆発があり、イスラム過激派によるテロとの発表があった。もはや全世界の何処で同様の事件が起こっても不思議ではなくなった。やはり2020年が心配だなとおもう。
 北朝鮮がまたもやミサイル発射。
 シリアでは内戦が泥沼化し、サリンとみられる化学兵器による空爆で被害甚大との報道があった。これに対して米国は数日後に巡航ミサイルトマホークを用いてアサド政権への軍事行動を起こした。時折しも米中首脳会談の最中。これでロシアと米国の関係も冷えるだろうし、北朝鮮をさらに暴走させるかもと心配した。
 詩人の大岡信さんが誤嚥性肺炎で逝去。享年86、朝日新聞連載の「折々のうた」は懐かしい。
 下旬、今度はパリからテロのニュース。シャンゼリゼ大通りで男が警察官に対して自動小銃を発砲、一人が死亡した。より一層東京が心配になった。

5月:中旬、久しぶりに明るいニュース。秋篠宮家の長女、眞子さまがご婚約を発表。お相手は国際基督教大学時代の同級生とのこと。何かと閉塞感が漂う中、ほっと一息付けた。
 ところが安寧も束の間で、下旬に今度は英国マンチェスターのコンサート会場で爆発があり、20数名が死亡。今回もまたイスラム過激派組織による自爆テロとのこと。これだけテロが続くと、どうしてもイスラム教そのものへの不信感が湧く人もいるとおもうけれど、イスラム教信者は10数億人いるわけで、そのおそらく99.9%以上は極めて穏健で信心深い人たち。ごくわずかな荒くれ者をして全体を判断してはいけないね。

6月:歌舞伎役者市川海老蔵の妻、真央さんが乳癌で逝去。まだ34歳の若さだった。詳細は知らないけれど、恐らく遺伝性のものかな。乳癌全体の1割ほどには遺伝性があると言われており、最近の研究ではBRCA1、BRCA2と呼ばれる二つの遺伝子が候補とされている。いずれかに変異があると乳癌だけでなく、卵巣癌も増えるとされるので、注意が必要だ。ただし注意するといっても、現時点で変異が判明した際に取るべき手段は予防的手術(乳房摘出、卵巣摘出)しかなく、現時点で保険適応がないはず。今後の善処が期待される領域のひとつだ。

7月:初旬に九州北部で降り続いた大雨で6名の命が失われた。降り始めからの通算降雨量が場所によって500㎜を超え、この量は年平均の1.7倍を記録した。地球温暖化の影響は平均気温の上昇だけではなく、このような集中豪雨など、気象の劇症化という形で出てくるのだね。
 中旬に飛び込んできた訃報、聖路加国際病院の日野原重明先生が105歳で逝去。先生の著作は多く、そのうちの何冊かにはかなり影響を受けた。
 下旬に仙台市長選挙。民進党が推す郡和子氏が当選。早速村井県知事との会談がセッティングされたが、同知事の応援が得られなかった郡氏にはわだかまりがあったのか、たった2分で会談は終了とか。

8月:梅雨が明けぬままに8月へ。今年の仙台は連日雨が観測され、結局連続35日間の雨という大記録が達成された。天候が悪いと気分も低迷。そこに追い打ちをかける北朝鮮ミサイル、また日本海へ飛んだ。今回は北東方向への発射で、さすがにグアム方向は避けた様子。でも29日には朝の散歩中にまた緊急ミサイル情報が流され、今度は北海道上空を横切る形で太平洋までミサイルが飛んだ。この緊急ミサイル情報、「高いビルの中などの安全なところに身を隠せ」と宣うが、郊外の住宅地を散歩している身としては、どうしようもない。なにより警報発令から数分後には着弾することを考えれば、正直有効な対策は取れそうにないな。

9月:中旬、もはや慣れっこになりつつあるJアラート。今度のミサイルは3,700㎞も飛んで、グアムまで届くことを実証して見せた。
 小池新党、その名も「希望の党」で、自民党には投票したくないとおもう人たちの受け皿になるかもとおもったが、結局は失速した。さて、東京都政はどうなるのかしら。
 大型の台風18号(アジア名チャバ)が日本列島を縦断。

10月:1日、第一回東北みやぎ復興マラソン。快晴で少し暑すぎるコンディションのなか、最後まで歩かずに完走。5時間と少し。今年はよく走った。フルマラソン3本、ハーフマラソン5本。一年間の通算走行距離は1,153㎞、散歩による歩行距離は1,213㎞となった。大津波の直撃で被害を受けた地域を走るコースの途中で高く築かれた堤防を眺めつつ、この堤防で果たして次の津波を抑えることができるのかなと考えた。自然の力は強大で、どんなに人間が抗ってみても、それを凌駕するものではとおもうのだった。
 2日、米国からまた衝撃的なニュース。ラスベガスでまたもや銃撃事件。不動産投資で裕福な60代男性がライフル銃40数丁を用意し、かつフルオートで連射できるように改造した上でホテルの窓から乱射。死者58人という史上最悪の事件に発展。それでも銃規制は?むりだろうな。
 22日衆議院選挙、宮城県知事選挙。事前の予想通り、自民党の圧勝。知事も村井氏再選。この日から台風21号の影響で一晩中雨。市内各所の道路で冠水し、通行止めに。朝の渋滞が激しく、クリニックに到着したのが9時半。これから冬、雪の朝は6時半に家を出ることにしないと。

11月:先の衆議院選挙の責任を取って、希望の党、小池代表が辞意を表明。
 19日初雪、そして翌日20日には初氷。以後寒い日が多くなってきた。日没が早くなり、この時期以降、朝も早起きが辛くなってくる。朝の散歩もめげそうになることが多いが、日の出が遅くなる分、奇麗な朝日を拝むことが出来てうれしい。寒いので一枚多く着込み、帽子と手袋にヘッドライト、完全装備で歩き出す。そう、「寒いから、暗いから」とあれこれ理由を挙げれば切りがない。第一、「寒さ」を理由にしてしまえば、この先3月ころまで歩けない。それではダメなのね。

12月:天皇陛下のご退位が2019年4月30日に決定。「平成」は31年で幕を閉じることになるが、さて次の年号は?漢字2文字ということなので、色々と想像するのが楽しい。
 米国トランプ大統領がまたお騒がせ。エルサレムをイスラエルの首都として認めるとの見解を表明。当然ながら、イスラム諸国の反発は激しく、新たな火種が生まれた。
 慌ただしくなってきた中旬、リニア中央新幹線という総額9兆円の巨大プロジェクトで、大手ゼネコン4社に談合が判明。いつまでたっても談合はなくならないのだね。さて大物政治家の関与などはないのかしら。

 こうして一年間を振り返ってみると、今年はやはり北朝鮮のミサイルにやられっぱなしの一年でした。今年の漢字も「北」だそうですので、今後しばらくは北から目が離せませんね。来年はもう少し明るい一年であることを願っています。

 最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。新年が皆さまにとって、素晴らしいものになりますよう祈念しております。