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さあ、歩き出しましょう!

 月日の流れははやいもの、今日で1月も終わりです。新年に立てた今年の目標、どうでしょうか、もうすでに挫折したという方も多いのではと思います。そんな方々も、もうどうでもいいやとやけを起こさず、明日から2月、また気持ちも新たに仕切り直して取り組みましょう。

 当院に通院されている糖尿病患者さんの検査データ(HbA1c)は、今月軒並み悪化しています。年末年始の過食と運動不足が大きく影響しているようです。やはりお餅の食べすぎやお酒の飲みすぎが最大の原因と思われます。いったん増えてしまった体重は容易な事では元に戻りません。カロリー制限と共に、やはりある程度の運動が不可欠です。努力が必要なのです。

 ところが、殆どの患者さんが判で押したように「寒いので運動はしていません。」と口にします。確かに冬は血圧も上がり易いし、足元も不安定で転倒の危険性もあることは事実です。しかしながら一日中、朝から晩まで厳寒という日はひと冬に数日、多くても両手に余るでしょう。「寒いから。」「暗いから。」「雪が降っているから。」「忙しいから。」運動しない理由は次から次へと幾つでも挙げられます。寒かったら着込めばよいし、暗いなら懐中電灯やヘッドライトを利用して、雨や雪が気になるなら傘を差せば良いだけのことです。忙しいという割にはテレビを観、スマホをいじる時間はしっかりと確保されています。運動に限らず、何でも習慣化するまでには多少の困難、苦痛を伴うものです。まずは3日頑張って歩いてみましょう。1回の時間は15分程度からで構いません。次は1週間、そして3週間継続出来たらしめたものです。

 ただ闇雲に歩くのでは面白みに欠け、飽きてしまいます。その対策として、ぼくはスマートホンのアプリを利用して歩いた場所、距離、時間をきちんと記録して楽しんでいます。途中できれいな朝日を拝めた時などは、写真に収めます。これから春には桜の花にシャッターを切ったりもします。

 あれこれ工夫して取り組んだ結果、1月は1日も欠かさず朝の散歩をして、合計115㎞を歩きました。1日8000歩に満たなかったのはたった一日だけです。年末年始のお休みで1㎏増えた体重は、すっかり元に戻りましたよ。

 さあ、明日から2月です。また気持ちを新たにして療養生活を始めましょう。千里の道も一歩からです。