トピックス

年末のご挨拶ー今年のまとめー

 本年の診療は本日(28日)午前をもって終了いたしました。お世話になりました関係各位に心より御礼申し上げます。新たなる年が、皆々様方にとりまして素晴らしいものになりますよう、心よりお祈り申し上げます。



 今年もついに残すところ3日となりました。色々なことがありました。日記を読み返しつつ、今年のトピックスをぼくなりにまとめてみましたので、お付き合いください。

 1月:軽井沢へ向かう深夜バスがスピードの出しすぎで下り坂のカーブを曲がり切れずに崖下へと転落、乗っていた大学生多数が死傷するという痛ましい事故。後の調査で、運転手の技量にも、会社の体制にも大きな疑問符が付くことが判明。観光バス業界では未だに価格競争が激しく、乗務員の健康管理や車両の安全点検が疎かにされている実態が明るみに出た。懐が寂しい学生諸君としては、格安の深夜バスを頼りたくなる気持ちも痛いほどわかるが、やはり安いということはどこかに無理があることを意味するものなのかもしれないとおもった次第。
 TPP交渉で一躍時の人となった甘利大臣だったが、「政治と金」問題で辞任へ。今年の流行語「金」、選定理由のひとつにもなった。
 SMAP解散を表明。その後二転三転したが、いよいよ本当に終幕だね。大団円とは行かないようだけど、まあ人気グループの解散は往々にしてそんなものだ。

2月:桜島の噴火。真っ赤な溶岩が間欠的に、爆発的に飛び出す映像は迫力があった。日本にはまだまだ沢山の活火山があるのだということをおもい知らされた事象であった。
 爆発的に飛び出す姿と言えば、北朝鮮のミサイル発射もこの月から始まった。以後何回かにわたる発射でわかったことは、かの国のミサイル技術が明らかに進歩しているということ。核弾頭の小型化にも成功しているらしいので、正直怖い。
 元プロ野球選手の清原が覚せい剤所持および使用で逮捕された。今年はASKAも覚せい剤で世間を賑わせた。「シャブアンドASKA」には大笑いした。
 阪急梅田駅で自動車が暴走。運転手は解離性大動脈瘤疑いとのこと。今年は高齢者ドライバーの事故に関してもニュースが多かった。自分もいつ自動車免許証を返納すべきか考えたが、ちょっと寂しくなって棚上げした。

3月:「安保法制」が施行された。国会前でのデモ活動などは活発だったが、静かに着実に施行された。以後あまり騒がれなくなったようにおもう。熱しやすく冷めやすいのか、あるいはあきらめムードが漂うのか。
 トルコで爆弾テロ。今年は年末にロシア大使の殺害ニュースも飛び込んできて、トルコ近辺の情勢は今後も目が離せない。

4月:「平成28年熊本大地震」が発生、9名が死亡。家屋の倒壊が多く、強い余震がひっきりなしに起こる状況は、もしかすると東日本大震災に匹敵あるいは凌駕するかもとおもった。半年以上が経過して、すっかりニュースも流れなくなったが、きっと復旧作業にはまだまだ時間がかかるのだろう。

5月:カナダのフォートマクマレーという所で大規模な山火事が発生。この場所、娘が高校生の時に1年間ホームステイしていた場所なので、なじみがあった。乾燥と強風がキーワードか。強風で擦れ合う木と木が摩擦熱で自然発火する?まさかと思うような出火原因を何かの本で読んだことがある。

6月:米国フロリダ州オーランドにあるゲイナイトクラブでアフガニスタン系の両親を持つ男が自動小銃を乱射、容疑者を含む50人が死亡。ゲイというセクシャルマイノリティを襲撃したことから、所謂ヘイトクライムとも報道された。一方でISに係るテロとの見方もあった。過去にもあったバージニア工科大学銃乱射事件の時もそうだったが、銃規制の運動は一部で盛り上がるものの、結局は全米ライフル協会の強力なロビー活動で立ち消えになる。この辺りのお話は沢山書籍が出ていて、大変面白い。

7月:参議院議員選挙。予想通り自公が大勝。選挙特番も開始早々に大量の当選確実が発表され、何だかしらけムード。あれほど国会前で活発に活動しても、やはりダメなのね。
 トルコでクーデター未遂。トルコ軍はしっかりとシビリアンコントロールが効いている軍隊だと思っていたのだが、最近は変わってきたらしい。エルドアン大統領にも何かしら問題あり?
 神奈川県相模原市の身障者施設へ元職員の男が深夜に侵入、入所者19人を刺殺するという衝撃的な事件。犯行予告声明を官邸に届けていたという。身障者などのマイノリティを排除するという姿勢はかのナチ、優性思想を彷彿とさせるもの。

8月:リオデジャネイロオリンピック。体操男子団体の金メダルを始めとして、メダルラッシュに沸く。さて次は4年後の東京だが、新国立競技場の問題やら、膨らみ続ける開催費など、難問山積。個人的には今でも東京でオリンピックを開催することに反対だが、子供たちが目をキラキラとさせて未来のオリンピック選手を目指して頑張る姿はかわいいし、純粋に応援したくなるね。
 台風10号が東北地方に直接上陸、直撃。岩手県岩泉町に大きな被害が出た。龍泉洞が水没したとか国道が寸断された等、当初はニュースが豊富だったが、御多分に漏れず最近はとんと情報がない。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ではいけないと強くおもう。

9月:北朝鮮が大陸間弾道弾を3発連続で飛ばす。いずれも成功裏に終了。次の段階は実弾装備で?まさかねとはおもうものの、「窮鼠猫を噛む」という言葉も頭を過る。トランプ新大統領の出方次第では北朝鮮の暴走、中国の反発からアジアで不穏な動きなんてことにもなりかねないかも。怖いおはなし。

10月:今度は阿蘇山が噴火。地震に噴火、むかし夢中になった「日本沈没」を思い出す。そういえば小松左京さんが没してからもうずいぶんと時が流れたなあ。
 先の東日本大震災による津波で被災、たくさんの生徒が亡くなった石巻大川小学校の裁判で、一審は県と市の責任を認める判決を下した。何度考えても答えは出ない。結果論から言えば裏山に登って逃げるのが正解だったことは間違いない。でも山が崩れることを心配した教師たちの行動も理解できるようにもおもう。各個人の判断に任せて、一人ひとり思うがままに逃げるという、「津波てんでんこ」という言い伝えからすれば、先生たちが全体行動を強制したことは間違いだったのかもしれない。本当にわからない。でも裁判がこじれることは、亡くなった子供たちを更に苦しめるのではと辛く悲しいおもいが襲う。

11月:朝早くの地震直後、津波注意報が発令。その後津波警報に変更されて、午前中の診療を休止。「あの日」のことを誰もが思い出したことであろう。あの津波さえなければ、あれほどたくさんの被害者はでなかったはず。海岸へ出かける時はいつも、静かな海を眺めながらそう想うのだった。
 韓国、大統領弾劾決議案が可決され、朴大統領が職務停止。さて新しい大統領候補には、かのトランプさんみたいな候補者が何人かいて、日本に対する強硬姿勢を見せるとか。かの「島」問題や、慰安婦問題、蒸し返しや掘り返し、紆余曲折が予想される。

12月:日ロ首脳会談。北方四島の問題、怒られそうだけど、戦争ってのは簡単に言えば陣取り合戦だ。争いに負けて取られてしまったものを、後から「あそこはボクの固有陣地だったんだ。返してよ。」と言ったってねえ。でも確かに元住民の高齢化は進んでいるから、せめて墓参くらいは自由にできるよう配慮が欲しいとおもう。あるいは元島民が土地を借りるなり購入できるようにして、一時的にせよ住めるように配慮出来たらいいかな。
 トルコでロシア大使が銃撃により死亡。だいぶ前にロシア軍機の撃墜事件もあった。ロシアとトルコ、緊張が高まるかしら。
 糸魚川大火。少子高齢、過疎化が進んでいる地域を容赦なく襲った大火。どんな支援が出来るだろうか。